「フォロワー10000人って意味あるの?」的な意見もありますが、大台越えという
のは本人にとっては嬉しいものです。
リスト数も360程度。
また、インフルエンサーとしての影響度を図る「Klout score」も現時点で37との
ことですから、「10000フォロワー超えは単なる数集め」、というレベルでは無いようです。
以前、メールマガジンを発行していたことがありまして、発行部数は42000部程度
でしたが、Twitterは明らかに影響度が違いますね。
では、何が違うのか?と言われますと、一言で言えば、
「ソーシャルメディアとして内在されているゴールドバリューはメールマガジン以上!」
ということになります。
ゴールドバリューって何?という事になりますが、それはフォロワー毎に階層化されて
いる価値、フォロワーからフィードバックされる価値、ということになりますので、
フォロワーが増えてみてのお楽しみ。
「塩や砂糖の味は舐めてみないとわからない」、Twitterもフォロワーが増えてみて初めて
みえてくることがありますね。
Twitterの場合、さまざまな書籍が出版されています。
当初、私も入門書から読み始めました。
「できる100ワザ ツイッター Twitterパーフェクトテクニック (できる100ワザシリーズ)」
「Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)」
「夢をかなえるツイッター ~いいことが起こるつぶやきのコツ」
「Twitter革命 (ソフトバンク新書 118)」などなど。
ある程度理解が進んだ段階で、「ツイッターノミクス TwitterNomics」。
そして、「ビジネス・ツイッター 世界の企業を変えた140文字の会話メディア」で一通りのツイッター本が読了ということになります。
特に、「ツイッターノミクス」と「ビジネスツイッター」は、Twitterをやりながら、ソーシャルメディアのゴールドバリューを理解するうえで、重要な2冊です。
企業のツイッター担当者は必ず読むべき本、といえるのではないでしょうか。
ツイッターでパーソナルブランディングをうまくやり、仕事が広がっている個人や
企業アカウントでうまくいっている人には共通点があります。
「ビジネスツイッター」でも事例として取り上げられており、ツイッターでの成功例として
取り上げられるオンラインの靴販売店「ザッポス」やブランド価値を向上させることに
成功した「DELL」などがあります。
うまくいっている人に共通すること、それは「ソーシャルメディアの特性に上手に適応して
いること」になります。
個人であれば、ツイートすればするほどブランディングされていく、企業であればソーシャル
メディアの特性に企業文化がどんどん適応していく、といった感じです。
企業のツイッター担当、ソーシャルメディア担当になってしまった貴方!
もし、企業文化がソーシャルメディア向きであれば、苦労はすくないかもしれません。
逆に、企業文化がソーシャルメディア向きでなければ、力が試されていると言っても
過言ではないでしょう。
企業文化が硬直化している企業のツイッター担当者の方は、ツイッターで影響力を高めて
独立するなり転職するなりしたほうが得策かもしれません!
本当の意味での顧客志向が試されるのが、ソーシャルメディアのもつ力ですね。
長いことインターネットビジネスをやり、組織改革や事業開発などを行って来ましたが、
特に日本企業の企業文化はなかなか変わらないわけですから、景気の動向云々以上に
もしかしたらソーシャルメディアによる社会変革への適応のほうが生き残りには重要かも
しれませんね。
ツイッターは手軽に始められますが実に奥の深いソーシャルメディアです。
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