二日目の甲斐駒ケ岳は、朝焼けの鳳凰三山から始まりました。
鳥のさえずりを聞きながら雲がたなびく鳳凰三山
しばしの静寂・・・。
時折聞こえてくる鳥のさえずり・・・。
至福のひと時。
北アルプス、槍・穂高方面も明るくなってきた
八ヶ岳方面も美しい
定番、スタバのVIAを飲みながら
今日、目指すピークは、月が照らす向こう側、甲斐駒ケ岳の頂上だ。
よし、腹ごしらえをしよう!
今日の朝飯は鮭茶漬け蟹缶のせ。
温めたご飯に鮭茶漬け、その後に蟹缶を投入
鳳凰三山を眺めながらエネルギーチャージ
しっかりと朝メシを食べた後、いよいよ山頂に向けてスタート!
山小屋を出発して少しすると、森林限界に達する。
時折振り返りながら、景色の美しさを堪能
素晴らしい眺望を眺めながら山座同定
この黒戸尾根を平地から登ってきたのだ
ハイマツが増えてきた
順調に高度をあげると、八合目に到着。
甲斐駒ケ岳の白い山容が美しい。
八合目御来迎場からの甲斐駒ケ岳
鎖場登場、慎重に登れば問題ない
岩稜を
攀じ登って行く
巨岩あらわる
甲斐駒から伸びる飛行機雲が昇竜のよう
ひたすら高度をあげていく
富士山には笠雲
頂上まであと少しだ
夏の暑いさなかでは、暖かい空気が下から上がってくるので、
下界から雲が立ち込めてくる。
下界から雲が立ち込めてくる。
あわてて、北アルプス、槍・穂高方面、八ヶ岳方面をパチリ。
北アルプス、槍・穂高
八ヶ岳、赤岳も雄々しい
雲が立ち込めてくる前に頂上へ!
到着!
甲斐駒ケ岳の頂上は素晴らしい!ピラミダルな山容がもたらす360度の大パノラマ!
(北アルプス、八ヶ岳方面にガスが立ち込めてきたのが悔やまれる・・・。)
それでも、素晴らし展望を楽しむことができました。
ずっと眺めてきた鳳凰三山と富士山
日本第2位の高さを誇る北岳(左)
日本第4位の高さを誇る間ノ岳(右)
南アルプスの女王、仙丈ヶ岳
Y沢さん大休止中Zzzzzz
山頂で記念撮影
大展望の山頂から、月末に登る富士山(4回目)に思いを馳せたり、
9月に登る予定の北岳、間ノ岳を眺めたりと、黒戸尾根を登ってきたからこその
達成感に浸りきったのでありました。
ゆっくりと山頂を楽しんでいるのも束の間、雲が立ち込めてきたので下山することに。
遠く太平洋には台風6号が。雲行きも重くるしい雰囲気になってきました。
下山方向には摩利支天山
振り返れば白い甲斐駒ケ岳
駒津峰(2750m)への尾根
遠くには木曽御嶽山も見える
駒津峰を超えて今度は双児山(2643.6 m)へ
甲斐駒ケ岳から駒津峰、双児山へはアップダウンがあります。
台風の影響で降った雨が軽いスコールのようで気持ちが良い。
雲行きがあやしくなってきた
双児山を降りると、つづら折りの登山道が続きます。
特に難易度も高いわけではなく、北沢峠まで淡々と降りていく感じでした。
この下山ルートも森林浴が気持よく、なんだかとても気持ちが軽くなった
のでありました。
この下山ルートも森林浴が気持よく、なんだかとても気持ちが軽くなった
のでありました。
そして到着!
北沢峠長兵衛荘
黒戸尾根から七丈小屋を経て、甲斐駒ケ岳へ。
そして、北沢峠までのルート。
途中の鎖場やはしごの難易度も高くはないものの充実!
また、日本三大急登と言われる尾根を経て山頂に立ったときの達成感は
素晴らしいものでした。
実に味わいの深い、山行に感謝!
甲斐駒ケ岳は実に素晴らしい!
今度はスノーシーズンに、テント泊。
冬の澄んだ空気の中、山頂から冬景色を楽しんでみたいですね。
そして、そのつぎは黒戸尾根日帰りに挑戦だ!
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