白峰三山とは、北岳(3193m)、間ノ岳(3189m)、農鳥岳(3026m)の3山です。
途中にある中白根山(3055m)、西農鳥岳(3051m)をあわせますと3000m峰を5山
登ったことになります。
1日目 広河原→白根御池小屋→草すべりルート→小太郎尾根→北岳肩の小屋(泊)
2日目 北岳肩の小屋→北岳山頂→北岳山荘→中白根山→間ノ岳→農鳥小屋
→西農鳥岳→農鳥岳→大門沢下降地点→大門沢小屋(泊)
3日目 大門沢小屋→奈良田橋→奈良田温泉
1日目の天気図はこんな感じでした。
台風15号と16号が同時に発生している不安定な天気
新宿より夜行バスに乗車。早朝に広河原を出発します。
事前の予報とはことなり、初日は雨。
あいにくの曇り空
台風12号の影響もあって登山道は荒れており、大樺沢ルートは通行止めでした。
大樺沢ルートが通れないのは残念
倒木がたくさん
崩落ヶ所も多かった
水のせせらぎがとても綺麗
雨の中、急登の尾根道を登り、白根御池小屋に到着しました。
とてもきれいな白根御池小屋
初日は北の肩の小屋泊まりなので、少しのんびりしました。
雨脚は弱まってきたものの、降ったりやんだりの不安定な天気。
標高を上げることもあり、ここからはレインウェアを着込みます。
白根御池小屋からいよいよ3000mの尾根に向けて登ることになります。
今回は、二俣方面でなく草すべりコースを登ることにしました。
つづら折れの山道を登って行きます
キタダケトリカブト
ナナカマドの実
このルート、初夏に訪れていれば高山植物の宝庫だったに違いありません。
7月頃の北岳も面白そうだな~、とか思いながら登り続けると小太郎尾根に到着しました。
小太郎尾根では天気が悪かったのですが、
晴れていれば鳳凰三山、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳などが見えたことでしょう。
雨は落ち着いてきましたが、それでも晴れる気配はありません。
気を取り直して北岳肩の小屋に向かいます。
山肌の色づきが綺麗
特に難しい箇所があるわけでもなく、無事北岳肩の小屋に到着。
北岳肩の小屋 標高3000m
北岳山荘に向かう予定のパーティーなども、天候不良のため辿りつけずに
手前の北岳肩の小屋に泊まっていたため、小屋は大混雑。
食事を終え一杯やりながらブリーフィング。
天気が良いという予報だったので、翌日は早く出発して、
3000mの尾根を歩き、大門沢小屋まで目指すことにしました。
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