2011年7月21日木曜日

夏の甲斐駒ケ岳、黒戸尾根~2日目~

一日目の続きです。

二日目の甲斐駒ケ岳は、朝焼けの鳳凰三山から始まりました。

鳥のさえずりを聞きながら雲がたなびく鳳凰三山

しばしの静寂・・・。

時折聞こえてくる鳥のさえずり・・・。

至福のひと時。

北アルプス、槍・穂高方面も明るくなってきた

八ヶ岳方面も美しい

定番、スタバのVIAを飲みながら

今日、目指すピークは、月が照らす向こう側、甲斐駒ケ岳の頂上だ。

よし、腹ごしらえをしよう!
今日の朝飯は鮭茶漬け蟹缶のせ。

温めたご飯に鮭茶漬け、その後に蟹缶を投入

鳳凰三山を眺めながらエネルギーチャージ

しっかりと朝メシを食べた後、いよいよ山頂に向けてスタート!

山小屋を出発して少しすると、森林限界に達する。
時折振り返りながら、景色の美しさを堪能

素晴らしい眺望を眺めながら山座同定

この黒戸尾根を平地から登ってきたのだ

ハイマツが増えてきた

順調に高度をあげると、八合目に到着。
甲斐駒ケ岳の白い山容が美しい。

八合目御来迎場からの甲斐駒ケ岳

鎖場登場、慎重に登れば問題ない

岩稜を

攀じ登って行く

巨岩あらわる

甲斐駒から伸びる飛行機雲が昇竜のよう

ひたすら高度をあげていく

富士山には笠雲


頂上まであと少しだ

夏の暑いさなかでは、暖かい空気が下から上がってくるので、
下界から雲が立ち込めてくる。


あわてて、北アルプス、槍・穂高方面、八ヶ岳方面をパチリ。

北アルプス、槍・穂高

八ヶ岳、赤岳も雄々しい

雲が立ち込めてくる前に頂上へ!

到着!

甲斐駒ケ岳の頂上は素晴らしい!ピラミダルな山容がもたらす360度の大パノラマ!
(北アルプス、八ヶ岳方面にガスが立ち込めてきたのが悔やまれる・・・。)
それでも、素晴らし展望を楽しむことができました。

ずっと眺めてきた鳳凰三山と富士山

日本第2位の高さを誇る北岳(左)
日本第4位の高さを誇る間ノ岳(右)

南アルプスの女王、仙丈ヶ岳

Y沢さん大休止中Zzzzzz

山頂で記念撮影

大展望の山頂から、月末に登る富士山(4回目)に思いを馳せたり、
9月に登る予定の北岳、間ノ岳を眺めたりと、黒戸尾根を登ってきたからこその
達成感に浸りきったのでありました。

ゆっくりと山頂を楽しんでいるのも束の間、雲が立ち込めてきたので下山することに。
遠く太平洋には台風6号が。雲行きも重くるしい雰囲気になってきました。

下山方向には摩利支天山

振り返れば白い甲斐駒ケ岳

駒津峰(2750m)への尾根

遠くには木曽御嶽山も見える

駒津峰を超えて今度は双児山(2643.6 m)へ

甲斐駒ケ岳から駒津峰、双児山へはアップダウンがあります。
台風の影響で降った雨が軽いスコールのようで気持ちが良い。
雲行きがあやしくなってきた

双児山を降りると、つづら折りの登山道が続きます。

特に難易度も高いわけではなく、北沢峠まで淡々と降りていく感じでした。

この下山ルートも森林浴が気持よく、なんだかとても気持ちが軽くなった
のでありました。

そして到着!

北沢峠長兵衛荘

黒戸尾根から七丈小屋を経て、甲斐駒ケ岳へ。
そして、北沢峠までのルート。

途中の鎖場やはしごの難易度も高くはないものの充実!
また、日本三大急登と言われる尾根を経て山頂に立ったときの達成感は
素晴らしいものでした。

実に味わいの深い、山行に感謝!

甲斐駒ケ岳は実に素晴らしい!

今度はスノーシーズンに、テント泊。
冬の澄んだ空気の中、山頂から冬景色を楽しんでみたいですね。


そして、そのつぎは黒戸尾根日帰りに挑戦だ!




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2011年7月19日火曜日

夏の甲斐駒ケ岳、黒戸尾根~1日目~

2011年7月17日~18日で甲斐駒ケ岳に行ってきました。
ルートは、伝統の黒戸尾根。日本三大急登の1つに数えられる、
水平移動距離8.7km、標高差2200mのコースです。

台風が発生するも、なんとかもちそうな天気図。



今回は初挑戦なので、七丈小屋に宿泊。
翌日に甲斐駒ケ岳頂上から北沢峠に下山するルートです。

普通、小屋泊の場合は食事をつけるのですが、今回は慣れたメンバー同士ということもあり、
3食自炊にしました。
左からN川さん、Y沢さん、N島さん

竹宇駒ケ岳神社からスタートです。

綺麗な本殿

とても気のいい空間

ここの御祭神は「大躬貴命(オオアナミチノミコト)」。
調べてみてもあまり情報はない御祭神です。

そこで字源を調べてみることに。
「躬」の意味には、「身体、自分自身、自ら進んでおこなうさま」とありました。

甲斐駒ケ岳、黒戸尾根は修行の山でしたから、自分自身と向きあうといった意味や、
本来の自分を見出す、といった意味があるのかな?とふと想像。

社内には、黒白龍神社というのもあって、中央構造線と糸静ラインのクロスポイント
にある甲斐駒ケ岳らしく、地脈を龍脈としているのかな?などなど。

古代のロマンに思いを馳せながら登山のスタートです。

尾白川にかかる吊り橋を渡ってスタート

綺麗なせせらぎ

伝統の黒戸尾根、スタートです。

気持ちの良い森林空間をひたすらもくもくと登っていきます。
特に難しいところはないのですが、傾斜はキツメです。
(スノーシーズンに歩いてみたいルートでもありますね。)

森林浴が気持ちいい

スタート地点の標高が約770mと低いので、森林限界までは日差しが遮られるのが
助かります。(その分、登っていかなければならないわけですが・・・)

笹ノ平の分岐から、甲斐駒ケ岳までは7時間が標準コースタイム

また、信仰のルートでもある為、ところどろこに石碑が置かれています。
黒龍の碑

苔むして木の生えている巨岩

甲斐駒ケ岳は全体が花崗岩で出来ているので、コース上ところどろこに巨岩が
ありました。

少しひらけたところから富士山がちらり

そろそろ腹ごしらえということで、本日の昼食タイム。
カップラーメンにソーセージ
コゲているのはご愛嬌

食事を取った後、最初の鎖場である刃渡りの登場です。

慎重に通過すればノープロブレム

刃渡りを通過したあたりから、徐々にはしごと鎖場が増えてきます。
高度を稼げるので楽といえば楽

駒ケ岳刀利天狗
休憩には便利な場所です

五合目屏風小屋跡

ここを過ぎるといよいよはしごと鎖場のオンパレードになります。



アップダウンを繰り返ながら、ひたすら尾根を登り続けると・・・。
ようやく七丈小屋に到着です。

黒戸尾根唯一の小屋、七丈小屋
(標高 2400m)

七丈小屋は黒戸尾根唯一の水場でもあり、食料等の補給基地でもあります。
この小屋をベースにして水と食料の計画がたてられるのは助かりますね。

食事はたいへん豪華という噂です。(ただし、16時までに小屋に入れた人のみ)

さて!

腹も減っていることだしさっそく自炊をすることに。
小屋の新鮮な水でパスタを茹であげます

パスタが茹で上がるのを待っている間に、夕暮れ時の鳳凰三山を堪能。
鳳凰三山と富士山が急登登りのつかれを吹き飛ばしてくれます

ひとしきり景色を堪能したあとで、できあがりました本日の夕食。
ペンネのトマトバジルソースソーセージ和え

久しぶりの自炊ヤマ飯ですが、う、うまいっ!

ビールを飲みながら、最高のひと時。

乾いた喉にしみる~~~。

食材を担ぎ上げてきた苦労もふっとぶというものです(笑)

満腹になったら小屋に戻って就寝・・・。Zzzzzzzzzzz




!!!!!





窓から差し込む月の明かりが綺麗なのでふと外に出てみました。

月明かりに照らされる鳳凰三山が美しい

遠くにいる鹿の鳴き声を聞きながら
あまりの美しさにしばらく見惚れてれてしまいました。

きっと朝焼けもきれいに違いない。

テント泊だったら星空眺めながら寝れるな~

そう思いながら、あらためて布団にはいった甲斐駒ケ岳黒戸尾根の1日目でありました。




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