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2010年11月30日火曜日

Samsung Galaxy Tab(サムスン・ギャラクシー・タブ)と電子書籍端末重さ比べ

このところ、シャープGALAPAGOS、ソニーReader、AmazonのKindle等、
電子書籍用の端末に激しく興味をもっています。

もともと、iPadでは移動中の電子書籍閲覧は無理!と思っていますので、
専用端末がほしいわけですが・・・。

私のiPadは64GのWifi版でありまして、最近はノートパソコンの代替とい
うよりは、主にリビングで使うことが多くなっています。

iTuneで映画レンタルが始まったこともあり、もっぱら映画ビューワー
化しています。

電子書籍に関しては、自炊書籍のアーカイブと閲覧というパターンで、
iPadはスキャンスナップと共に半期に一度の自炊で書棚の棚卸に
貢献しています。


iPadに追加して、電子書籍専用端末に求めるコンセプトは、ずばり
電車の中で片手につり革、片手で持って読めること」。

必然的に、軽くて、パッと読めて、読みやすいことが求められます。

で、iPadより一回り小さいSamsung Galaxy Tab
サムスン・ギャラクシー・タブ)はどうなんだろう?と思い調べてみました。

Samsung Galaxy Tab(サムスン・ギャラクシー・タブ)


主要スペック

Galaxy Tab オフィシャルデモ動画



Galaxy Tabは、ドコモのiPad対抗製品ということもあり、3G+wifiモデルしかありません。


OSは話題のアンドロイド2.2、電子書籍の配信サービスはドコモが大日本印刷
と組むということで、今後なんらかの発表があることと思います。


から、5インチ~7インチ端末で重量を比べてみると以下のようになりました。

1.ソニー     Reader 5インチ Poket Editon          155g
2.ソニー          Reader 6インチ Touch Editon         215g
3.シャープ    Galapagos 5.5インチ モバイルデル  220g
4.Amazon    Kindle 6インチ                                241g
5.Samsung    GalaxyTab 7インチ                         380g

最も軽いのがソニー Reader 5インチ 155g 
最も重いのがSamsung GalaxyTab   380g
でした。

iPad wifiが680gですから、GalaxyTabはそれよりは軽いものの、他の
電子書籍端末よりは重量が気になりますね。

軽さでいえば、Galapagos 5.5インチのほうが軽いです。

もちろん、Galaxy Tabは電子書籍専用端末ではなく、タブレットPCの
ジャンルになりますので、他の専用端末と比べるのはフェアではないかと
思いますが、「iPadよりも小さく軽いドコモ端末」であっても、「片手て立ち読み
はやや辛いかもしれません。

また、iPad wifiユーザーとしてはドコモ回線網で使える魅力はあるものの、
プリペイド方式が選べないのは残念、というところですね。

と思ったら、AmazonでGalaxy Tabのシムフリー版が販売されていました。

Samsung Galaxy Tab(サムスン・ギャラクシー・タブ)シムフリー版



2010年11月29日月曜日

電子書籍端末、GALAPAGOS、Reader、Kindleのスペックを比較してみた

iPad登場以来、「2010年は日本も電子書籍元年」といわれておりましたが、
12月にはシャープ、ソニーからそろって電子書籍用の端末が登場します。

シャープはGALAPAGOSソニーはReaderです。
日本では本格的に販売されていませんが、AmazonのKindleはすでに発売中。

今回はこの3機種を比較してみました。

なお、私はiPadを所有しているので、所有者ならではの主観が入っています
のでその点はご了承ください。

シャープ GALAPAGOS
価格 
モバイルモデル3万9800円
ホームモデルが5万4800円

ソニー Reader
価格
5型の「Pocket Edition(PRS-350)」(市場想定価格2万円)
6型の「Touch Edition(PRS-650)」(市場想定価格2万5000円)




Amazon Kindle
6インチ Wifiモデル $139.00
6インチ Wifi+3Gモデル $189.00
9.7インチ $379.00


3モデルスペック比較表

電子書籍の配信に関して、シャープのGALAPAGOSは、電子ブックストアサービス
TSUTAYA GALAPAGOS」で2万冊を配信予定。

ソニーのReaderも、電子ブックストア「Reader Store」から2万冊を配信予定と
しています。

Amazonは、端末と同じサービス名「Kindleストア」で洋書のみではありますが、
41万冊以上を配信しています。


でも書きましたが、電子書籍を自炊するか?配信サービスを使うか?にも
よって選択肢は異なりますね。

もともと、書棚にある本を減らしたかったので、私は自炊派です。

でも、iPadではたとえば通勤電車の中で移動中に本を読むことはありません。
(重いので持っていられないのです。)
iPhoneでは小さすぎて目が疲れます。(というか、目が悪くなりそうです)

ですから、もし電子書籍専用端末を選ぶのであれば、携帯に便利で視認性もよく、
かつ片手で読める端末を選択したいところです。

とすると、シャープのGALAPAGOS 5.5型(220g)か、ソニーのReader 5型(155g)
か、Kindleの3rd Generation6インチ(241g)になります。

比較表で比べてみるとわかるが、ディスプレイの表示形式に違いがあります。
GALAPAGOSはTFT液晶方式ReaderとKindleはモノクロのグレイスケールです。

iPadユーザーとしては、カラー液晶の良さはわかっているつもりですが、電子書籍の
場合は写りこみがあるため、かならずしもカラー液晶がよいとは限らないようです。

むしろ、電子書籍専用端末と割り切れば、電子インク方式を採用しているReaderや
Kindleのほうが見やすいと思います。

表示方式の違いは、バッテリーの持ち時間にも差が現れていて、
GALAPAGOSが10.5時間(ホームモデル)であるのに対して、Readerは14日間
Kindleは最大30日間ときわめて長いです。


端末の価格のみで考えるのであれば、AmazonのKindle 6インチ
次がソニーのReader 5型でしょうか。

日本語版の書籍の配信サービスを期待するのであれば、ソニーのReader 5型
ですね。

最初は自炊ニーズで移動中の読書端末に、そのうち配信サービスで電子書籍を
購入、という利用イメージがわきます。

端末発売後、電子書籍配信サービスがどのような形で展開されるかを楽しみに
したいと思います。


いまさら聞けない!電子書籍の自炊とは?

電子書籍の自炊というのは、本を自分で電子化することです。
具体的には、裁断機とドキュメントスキャナを利用して、本をPDF化する
作業のことを言います。

既にパソコンを所有していることを前提にすると、新たに用意するものは、
以下の二つです。


実勢価格で合計すると6万5000円~7万円ほどの初期投資がかかります。

また、都内などにある大手のオフィスサービスでは、裁断のみも受け付けて
くれますので、「それほど多くの本は電子化しないので裁断機は邪魔」という
人はそちらを利用するのも方法のひとつです。

裁断から電子化まで対応してくれる業者もありますが、著作権法の絡みが
ありますので、利用には法的なリスクが生じる可能性もあります。

実際の電子化の方法は以下の動画で詳しく紹介されています。


このようにして電子化した書籍は、iPadやKindleといった、電子書籍端末で読むこと
が可能です。



iPadではi文庫HDGoodReader for iPad等のアプリケーションが必要になります。

2010年6月20日日曜日

iPadと電子書籍でライフハック!

「買ったはいいけどイマイチ使い方が見えてこない」、
「ゲームアプリしか入れてない」、という貴方。


いまさらですが、iPadで電子書籍を楽しんではいかがでしょうか?


はたまた「電子書籍といっても、デジタルコンテンツ売ってないし」という
のが本音でしょうか?


ですが、コンテンツ不足は自分で電子書籍を作ることで補うことも可能です。


いわゆる「自炊」と呼ばれる方法ですが、誰にでも簡単にできますし、効果
の高いライフハック術なのでご紹介。


■スキャン前に準備するもの


・ドキュメントスキャナー
・裁断機(もしくはカッターと定規)


この2つでOK。


ドキュメントスキャナーにはいろいろと種類がありますが、一枚一枚スキャン
するのでは日が暮れてしまいます。


まとめてソートできて両面スキャンできるものが簡単で便利。


富士通FPUの「Scansnapシリーズ」はお奨めです。
S1500シリーズは最大で50枚の原稿の搭載が可能です。



つづいて、裁断機。
こちらのお奨めはプラスのPK-513Lです。



ただし、この裁断機は「でかくて重い」という難点があります。
(書棚のスペースを確保する代わりに、裁断機が鎮座していたら意味がない
という話もありますので・・・。)




その他の方法としては、キンコーズで裁断してもらうとか、手間はかかります
がカッターと定規で対応するという方法もあります。


私は必要に応じて、キンコーズを使ったり、裁断のみ外注に出したりして
対応しています。


投資金額としては、スキャナーだけなら40,000円前後、裁断機とセットにす
ると70,000円超の投資になります。

こんな感じでばらばらに


裁断を外注すると1冊100円前後です。


1冊100円前後で裁断とスキャンを行ってくれる業者もありますが、著作権法
に抵触する恐れがあります。ですので、利用は自己責任ですね。
(スキャン業者は、現在はかなり利用が混んでいるようで、納期に時間がか
かるそうです。)


■いよいよスキャン、その前に本の選び方


スキャン環境の整備ができたら、スキャンする本を選びます。


私は、半年に1回は本棚の棚卸しをしているので、まず「所蔵しておきたいと
思う本」、「ブックオフに持って行く本」、「スキャンする本」の3種類にわけます。


続いて、「スキャンしてすぐ読める状態にしたい本」と「いずれスキャンする本」
にわけます。


このように、最初にスキャンのルールを決めておくと、本の選択からスキャン
まで流れができ、考えなくてすむので楽です。


このように、「スキャンしてすぐ読める状態にしたい本」の選択が終わったら、
後は裁断機を使うなり、キンコーズに行くなり、カッターを使うなりしてスキャン
を開始します。

スキャンした後は、PDF結合ソフトなどを使って1冊の本にまとめて完成です。
そして、iPadに連携してi文庫HDに取り込んで閲覧するだけです。


■電子書籍の「自炊」は知識の棚卸しだ


やってみるとわかることですが、スキャンによる本棚の整理は、知識の棚卸し
にも繋がります。


情報化社会ですから、古い情報でも役に立つ情報もあれば、役に立たない
情報もあります。古い情報で書棚を無駄につかうのはもったいない。


空いたスペースの分、新しい本や古くても変わらない本を書棚に入れた方が
良いですね。


私の傾向では、本質や真理、智慧に近いもの(いわゆるKnowledge)は、
本の形で残っています。


逆に単なる情報やノウハウといったもの(いわゆるinformation)は、スキ
ャン、関心領域からはずれた書籍はブックオフ行きという傾向が強いです。


また、iPadでの電子書籍の閲覧は、「読む」という感覚もありますが
「視る」という感覚もありますので、もしかしたら働いている脳の部位も
異なるかもしれませんね。


■コスト管理も大切


単に蔵書のスキャンにとどまらず、コスト管理を行った上でスキャンしたい
ということであれば、書籍の購入コストを下げるのがベターです。


これには、Amazonマーチャントを活用するのが良いでしょう。


最低1円+送料340円で本の形をした「智慧」や「情報」を手に入れること
ができます。


手元に届いたらすぐに裁断→スキャンという方法もありですね。


iPadとスキャナー1台があるだけで、新しいデジタルライフを創造すること
が可能です。


ドラッカーは、「もはや成果を上げられなくなったものや、貢献できなくなっ
たものに投入している資源を引き揚げること」、「昨日を捨てることなくして
明日をつくることはできない」といっています。


捨てることの代替の手段がスキャンによる電子化という方法ですね。
電子書籍にして便利に使いたい人にも、捨てられない人にもお勧めです。