iPhoneではなくて、Black Berryを最初に検討した経緯は、どうも
iPhoneは若年層向けのおもちゃっぽい印象(ビジネスには向かない
印象)があったためです。
その点、BlackBerryは世界のスマートフォン市場シェアの約50%
(2009年2月頃)で、ビジネスでの信頼性は高く、オバマ大統領が
使っていたことでも有名になりました。
イー・モバイル+UMPC(ウルトラモバイルPC)を常に所有している
私としては、既存のメールやビジネスへの対応はイー・モバイルで
対応可能ですが、どうも移動中のメールのブラウズや応答などが弱い。
スマートフォンで移動中でもWEBブラウズもPCメールのブラウズも
できて、キーボードもついているから、やっぱりBlackBerry!
実に10年以上ぶりのDocomo復帰!
と半ば胎を決めかけていたのですが、調べていてひとつ大切なことに
気がつきました。
BlackBerryでは
*****@docomo.ne.jp
が使えない・・・。
いわゆる携帯専用のプッシュメールが使えないのです。
このプッシュメールは何かと便利。
もちろん、PCメールやGmail等への転送を使ってBlackBerryで閲覧すれ
ばなんの問題ないのですが以下の二つの問題が生じます。
1.送り先の人(携帯メールの受信者)が必ずしもPCメールを受信
許可しているとは限らないこと。
2.SNSなどのインターネットサービスの多くは、本人認証のため
携帯メールアドレスの入力を求めるケースが多いこと。
です。
世界で最も売れているスマートフォンBlackBerryでも、日本独自の
携帯ネット文化には対応していない現実。
世界の視点で見ればよくガラパゴス状態といわれますが、大半が日本
で使っている状態では、BlackBerryを無理に国内で使うとかえって
孤立化してしまいます。
いろいろと手段を講じれば良いのでしょうが、携帯電話如きにそれだけ
の時間も労力も使いたくないので、BlackBerryはあえなく却下となりま
した。
ただし、このタイミングでGmailによるメール環境の統合、を検討した
ことは、これまでの日常にはない情報効率化のブレイクスルーとなりま
した。
結果としてクラウドコンピューティングサービスの利用による、新しい
世界を拓くことになります。(この件は機会があれば掲載します。)
では、iPhoneはどうなのか?
と思って調べてみたらちゃんと****@softbank.jpが用意されているでは
ありませんか!
このタイミングで、「ソフトバンク=通話品質そこそこの安い会社」、
から「ソフトバック=スマートフォンでは一生懸命な会社」にイメージが
変わったのです。
iPhone登場前に、ソフトバンクから発売されたSHARPのインターネマシン
922SHも検討したことがありますが、到底イー・モバイル+UMPCの代用には
なりえないということでボツになった経緯があります。
ただ、iPhone=若年層のおもちゃ、というイメージはこの時点では払拭され
ていません。
つまり消去法で、BlackBerryが携帯プッシュメール使えないけど、iPhoneは
スマートフォンの中で唯一、携帯プッシュメールが使えて、ソフトバンク
もiPhone一生懸命やってるような気がするからiPhoneでいいや、
というような購買動機だったわけです。
どちらかというと、とりえあえず、という選び方だったわけですが、
その後私はiPhoneの虜になっていくのでありました。
つづく
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