2011年10月7日金曜日

SoftbankとAuの非協力ゲーム

2011年10月6日のつぶやきのまとめ。

sbとauのiphoneビジネスは、ナッシュ均衡の非協力ゲームでシミュレーションできるような。双方の戦術ポイントは、パケット定額の価格、通信品質、wifiデザリング、simロックの解除というところかな。

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基本的には業界2位と3位による、iphoneでのスマートフォン市場の争奪戦という構図。通信品質を維持しながらユーザーを獲得することが市場命題。とすれば、戦術展開の大きなポイントは、wifiデザリングかな。auは既にギャラクシーでデザリングをやっているから可能性は高い気もする。

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simロックの解除は、業界1位を利することになるだけだからやらない可能性が高いかな。でも、もしやった場合はどうだろう?いまの時点でsb、auそれぞれが解除した場合の結果は興味深い。

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面白いのは、業界2位のauはスマートフォン市場では後発で、業界3位のsbはスマートフォンでは先行者というところ。でも、通信品質が求められるスマートフォンでは、通信インフラが重要で、先行者であるsbはその点は弱い。

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攻めるauはiphoneを使ってユーザーを取り戻したいわけだから、ユーザーにリプレイスコストを払わせる魅力的なサービスプランなりインセンティブを用意するだろうか?sbは逆に乗り換えを抑止するサービスプランを提供するだろうか?

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アメリカではパケット定額見直しが議論され始めるくらい、通信量が増大しているわけだから、スマートフォンでは端末あたりのインフラ投資コストがガラゲーに比べて高い。

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インフラに余裕があるauは、通信品質とエリアを活かして攻勢に出るだろうか?守るsbは流出を防ぐ為にサービスプランを改良してくるだろうか?

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auがデザリングをするなら、ヘビーユーザーはキャリアを乗り換えるでしょう。そうすれば、sbはその他ユーザーのリプレイスを抑止するような、例えば継続利用割みたいなプランを投入してくるかもしれない。

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と、そんなことを考えながらも、キャリアに縛られてるのも窮屈だなぁ、と思いながら、今回の端末価格が安いのであれば、simロックが解除されている端末を海外から買おうかな、というのが1ユーザーの購買意欲だったりする。

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以上終わり。

7日にsoftbank、Auともにiphone4sの料金プランを発表するとのこと。
予想はどうなるかな?

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