いまさら聞けないiPhone導入～iPad購入編：戦略的な価格設定～

今回のiPadの料金プランは、非常に魅力的であると思います。

個人的にはソフトバンクモバイルのiPadに関する意気込みが感じられます。

というのも、ちょうど2年前にUMPC（ウルトラモバイルPC）を購入した際、
イーモバイルのデータ定額プランで購入をしました。

その時は「イーモバイル契約なら端末購入費30,000円引き」のプランで
端末料金費の一部を負担、＋データ定額料金が5,980円/月（税込）です。

今回のソフトバンクのiPadは、割賦購入＋3G回線のデータ定額プランでも
5,655円/月（税込）～6,455円/月（税込）ですから、イーモバイルのプラン
よりも端末購入費用を含めてもに場合によっては安いということになります。

仮に、iPadのwifi版を購入し、あえてイーモバイルのポケットwifiを使った
としても、ポケットwifiの月額利用料がソフトバンクの3Gデータ定額iPad
専用プランに比べると割高になってしまいます。

つまり、ポケットwifiで複数台数のモバイル端末を接続するか、ノート
パソコンからの接続を必要としない限り、iPad3Gの前では、イーモバイルの
データ定額プランの優位性はなくなるということになります。

また、量販店等でiPadwifi版がポケットwifiのセット購入で、イーモバイル
が2年前と同じように端末購入費30,000円引きを実施したとしても、
イーモバイルがデータ定額プランの料金変更をしない限りは、ソフトバンクの
3Gデータ定額プランのほうが割安になるでしょう。

もし、イーモバイルがデータ料金プランを変更したとしても、ソフトバンク
もポケットwifiのプランを変更するでしょうから、今回の価格設定は、
ソフトバンクモバイルのiPadに掛ける並々ならぬ意気込みが伝わってくる
料金プランと言えそうです。

上記の情報は2010年5月9日現在のものです。


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