2010年11月13日土曜日

甲武信ヶ岳に行ってきた

2010年11月6日~7日に甲武信小屋をベースに甲武信ヶ岳~雁坂峠を縦走してきました。

ルートは、一日目、西沢渓谷→徳ちゃん新道→甲武信小屋
二日目、甲武信小屋→甲武信ヶ岳→破風山→雁坂峠→道の駅「みとみ」というコース。


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一日目は天気は曇天でしたが、甲武信小屋のご主人「徳さん」が開拓した直登ルートは
展望がないので、特に気になることもなく黙々と登山。

二日目は天気快晴。甲武信ヶ岳から雁坂峠の縦走路はところどころ展望もあり、
雁坂峠からの下りでは沢道&紅葉を楽しめた山行となりました。

雲間に浮かぶ富士山

甲武信ヶ岳山頂から

東アルプス、奥秩父山塊で見る日の出は眺望がよく美しい

お世話になった甲武信小屋

雁坂峠で眼下に見る紅葉

下山路の沢道歩きと紅葉

小屋ではご主人の徳さん特別編集のビデオ鑑賞&徳さんの、秘境東沢渓谷の沢登り
ビデオ鑑賞会。

ビデオで見た東沢渓谷(一般登山者立ち入り禁止)は本当に美しかったです。
技術を身につけて試してみたくなるルートでしたね。

甲武信小屋では、夜中に起きて見上げた星空が本当に美しかった。

満天の星空で、流れ星がきらりと光って感動的でした。
こうなると、本格的に山岳写真も考えたくなりますが、自分の飽きっぽい性格を考えると
それこそピントのずれたカメラ選びをしかねないのでここは慎重に(苦笑)

今回は、総高低差1415m、総歩行距離20kmの縦走でした。

東アルプス山塊は、雲取山大菩薩峠とルートを刻んできましたが、今回甲武信ヶ岳から
雁坂峠まで歩いてみて、奥秩父主脈縦走路なるルートを繋げてみたくなりました。

雲取山から金峰山までで、全工程では4泊5日くらいの行程になるのでしょうか。

15kmを超える縦走の場合、靴に問題が生じることを改めて確認。
9月の戸隠縦走でも発生した、下り&平地歩行時に両足の小指が痛くなる症状。
まあ、単に靴がタイトなだけなんですが(笑)

こうなると、日帰りだろうが一泊だろうが15km超の山行はちょっと辛い。

いまの登山靴はモンベルのツオロミブーツ。ちょうど2年でソールの減りも気になるので
次期登山靴の選定を開始することに。

選定の条件は以下。
 3000m級の厳冬期冬山はまだやらないので、ゴアテクスのデュラサーモは必要なし。
 ワンタッチアイゼンのコバはなくてもいいけどあったほうがいい。
・そのうちテント泊の荷物は担ぐので長期縦走対応で足元がしっかりするものがいい。
・でも、ソールが硬すぎず取り回しはしやすいもの。

で、選択肢にあがっているのが以下のブーツ。
オールシーズン八ヶ岳がコンセプト。利用者多い。

デザインカッコいい。夏場にはややハードかな?

中綿の保温材なしの本格的なライトウェイトマウンテンブーツ。

岩稜に対応するテクニカルブーツ。


軽さで選ぶならこれかな。

シリオ712-GTXの「オールシーズン八ヶ岳」というコンセプトは非常にわかりやすい。

いまのところは厳冬期をやるつもりはないですが、残雪期を安心して登山したいという
思いはあるので、カバーできるブーツというのはありがたい。

ツオロミでも残雪期は不安なく登ったわけだから、それ以上のブーツであれば安心だと
思いますけど。

その観点から考えれば、スカルパのサミットライトはカバーレンジ広そう。
ガルモントのタワーGTXは長期縦走コンセプトなのかな。
岩稜、テクニカルの方向に振るならスカルパのシャルモというところか。
(耐久性をもとめるならスカルパのトリオレも選択しになるかな。)

積雪&残雪期に八ヶ岳シーズンに穂高2500mクラスは長期縦走という考え方に
マッチするブーツで足入れの良さそうなのを選んでみよう。

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