2010年2月22日月曜日

論語に学ぶより~学んで時に之を習う~

論語に学ぶ(著:安岡正篤)のP23より
学んで之を自習す。(学んで時に之を習う)亦説(よろこ)ばしからずや。
以下本文引用
『中庸』を読むと、「君子時中(じちゅう)す」という言葉がある。

この場合の時も同じ様に、時々ではなくて、その時その時という意味で
す。「中」とは対立相克(そうこく)を解消して、より高い次元に持って
ゆくことであって、その意味から言うと、辨証法(べんしょうほう)も、
儒教も、仏教も、みな中論に外ならない。そこで時中とは、その時その
時、その刹那(せつな)その刹那、有效(ゆうこう)適切、意義あるように
持ってゆかねばならぬということです。
論語を読む (著:安岡正篤)のP25より引用


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