オンラインコミュニティーで有効に機能するソーシャルキャピタル。
「ツイッターノミクス」では、「ウッフィー」として紹介されています。
このウッフィーを減らす行動を下記に抜粋してみました。
「ツイッターノクス」P148~P149より
1.以前の行為に感謝せず、またこちらから何かしてあげることもせず、
頼み事を繰り返す。
2.自分の利益になることについてひどく手間のかかるアドバイスを
求める。
3.高い地位の人への紹介を求める。
4.感謝や返礼なく、またこちらから紹介してあげることもなく、
度々紹介を求める。
5.自分の利益になるようなイベントを度々企画する。
6.他のイベントには参加せず、自分のイベントへの参加を呼びかける。
7.自分や会社の宣伝に役立つ場合にのみ、自分の仕事や会社について
話す。
8.秘密主義である。
9.コミュニティーに自分のアイデアを押しつける。
10.よく知らない人、テストに不向きな人にまでベータ・テストへの
参加を呼びかける。
11.むやみに頻繁にフィードバックを要求する。
12.コミュニティーの他のプロジェクトと張り合う。
13.自分の得になりそうな人とだけ付き合う。
14.望まれていないのに自社製品を広告する。
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ウッフィーとは?
「マジック・キングダムで落ちぶれて」(著:コリン・ドクトロウ)の中で
ソーシャルキャピタルの説明として使われている言葉。
ドロクロワの描く近未来では、貨幣が存在せずその代わりをするものが
ウッフィーとしている。
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このブログでは、ウッフィーをギフト経済化における実態のないソーシャル
キャピタルとして捉えています。
オンライン上で無数に交換されるソーシャルキャピタルが、実物経済の
マーケットキャピタルと補完しあうことで、有効に機能するという考え方を
採用しています。
ギフト経済では、与えれば与えるほど感謝されるため、ウッフィーが増えます。
勿論、ウッフィーだけではマーケットキャピタルの代わりにはなりえません。
ですが、実態経済で使われるマーケットキャピタルは、ソーシャルキャピタル
がたくさんあるところで、生まれるようになってきていると考えています。
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