昨日の続きです。今度はソーシャルキャピタルを増やす方法。
オンラインコミュニティーで有効に機能するソーシャルキャピタル。
ツイッターノミクスでは、「ウッフィー」として紹介されています。
タラハントさんは、減らす方法は14としていますが、増やす方法は25
も用意しています。
このウッフィーを増やす行動を下記に抜粋してみました。
「ツイッターノミクス」P148~P149より
1.初めての頼み事をする。
2.誰かの頼みを聞いてあげる。
3.簡単なアドバイスを求める。
4.アドバイスを実行する。
5.アドバイスをする。
6.アドバイスに感謝する、返礼する。
7.対等の立場にある人への紹介を求める紹介の労をとる
8.紹介してもらったことに感謝する、返礼する。
9.イベントへの参加を呼びかける。
10.誰もが楽しめるイベントを企画する。
11.イベントに参加する。
12.イベントの宣伝に力を貸す。
13.イベントにボランティアとして参加する。
14.気軽な話題として、自分の仕事や会社について話す。
15.気軽な話題として、相手の仕事や会社について質問する。
16.大勢のメンバーの役に立つものを考え、共有する。
17.一緒に仕事をして手順を教えてあげる。
18.他のメンバーと協力してコミュニティーの役に立つ物を
つくる。
19.コミュニティーのメンバー限定で、とびきりの新製品の
ベータ・テストをしてもらう。
20.テスト参加者のフィードバックに感謝する。
21.フィードバックを製品に反映させる。
22.コミュニティーのためのプロジェクトを企画する。
23.プロジェクトへの参加を呼びかける。
24.新入りの人、手伝いがなくて困っている人に手をさしのべる。
25.自社製品を購入しようとする人が判断に迷ったとき、正しい
情報を提供する。
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ウッフィーとは?
「マジック・キングダムで落ちぶれて」(著:コリン・ドクトロウ)の中で
ソーシャルキャピタルの説明として使われている言葉。
ドロクロワの描く近未来では、貨幣が存在せずその代わりをするものが
ウッフィーとしている。
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このブログでは、ウッフィーをギフト経済化における実態のないソーシャル
キャピタルとして捉えています。
オンライン上で無数に交換されるソーシャルキャピタルが、実物経済の
マーケットキャピタルと補完しあうことで、有効に機能するという考え方を
採用しています。
ギフト経済では、与えれば与えるほど感謝されるため、ウッフィーが増えます。
勿論、ウッフィーだけではマーケットキャピタルの代わりにはなりえません。
ですが、実態経済で使われるマーケットキャピタルは、ソーシャルキャピタル
がたくさんあるところで、生まれるようになってきていると考えています。
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